太田母斑(及び遅発性太田母斑様色素斑)
アザで最も多く見られる青アザで、目の周りや額などに生じ、東洋人に多いのが特徴です。以前はこのアザを治療するために、皮膚を削ったり、またアザの部分を切除して皮膚移植などを行って治療していました。しかし、近年では、Q-スイッチ・アレキサンドライトレーザーの登場により、部位や色の濃さ、さらに範囲などにより、照射回数に個人差はありますが、ほぼ根治することが可能になりました。
異所性蒙古斑
蒙古斑は生まれた時にお尻や太ももにある青いアザで成長と共に次第に消失します。しかし、成人以降も残ってしまう場合があります。これを異所性蒙古斑といいます。この場合も、太田母斑と同様にQ-スイッチ・アレキサンドライトレーザーの照射治療が非常に有効で、ほとんどの場合完治することが可能です。
脂漏性角化症・老人性色素斑(いわゆるシミ)
加齢により、また過度の日焼けにより出現する、茶色い色素沈着症です。最初は、薄い茶色ですが、徐々に濃くなり境界もはっきりとして目立ってきます。このような”シミ”は、ほとんどの場合は、治療が可能ですが再発しますので、日頃の日焼け止めや角質ケアなどのスキンケアが必要です。
雀卵斑(ソバカス)
思春期頃から頬や鼻に小さな点状の茶色いシミで、美白クリームなどの化粧品を用いてもなかなか取れま
せん。このソバカスはレーザー治療の良い適応で、除去することが可能です。
外傷性刺青(イレズミ・アートメイク)
最近、アートメイクの除去を希望される患者さんが増えている傾向にあります。従来では、皮膚を削ったり、部分的に切除して色を薄くしてきましたが、現在では、レーザー治療(特にQ-スイッチ・アレキサン
ドライトレーザー)を施すことにより、色素を分解し除去することが可能となりました。墨の色や量(色の濃さ)、さらに墨の入っている深さにより治療回数は異なりますが、ほぼ消し去ることが出来ます。
扁平母斑・ベッカー母斑
境界明瞭な茶色いアザで、比較的幼少期からあるものです。この扁平母斑はレーザー治療が有効とされていますが、再発率が高く、1回の治療では完治することは難しいとされています。 |